研究開発 / R&D

研究開発体制

イメージ

当社の研究開発体制は、
研究第一グループ(基礎研究、長期テーマ、新規テーマの探索が中心)、
研究第二グループ(顧客により近い短期・中期的な開発が中心)、
食品応用開発室(本社と東京において新製品の食品への応用検討、レシピの開発・提案)
と3グループから構成されています。

当社では創業以来70年余にわたり培ってきた、バッター用でん粉などの油脂加工技術、湿熱処理やアルファ化の物理加工処理技術、でん粉加水分解による糖化製品製造技術、工業用加工でん粉製造技術に加え、常に最新の技術を取り入れ、さまざまなお客様のニーズにお答えしています。
経営理念の「素材の提供を通じてお客様の抱える課題解決に貢献する。」の下に、様々な原料でん粉を用いて、更なる可能性を見出すべく研究開発を続けています。

研究第一グループ

「20年後にわれわれは何をどう食べるのか?」という観点で、おいしさと健康に貢献できるよう、基礎的な研究開発に取り組んでいます。
でん粉の構造と物性・食感との関わりの解明と応用、様々な世代・ライフスタイルに応える糖質素材の開発、トウモロコシをはじめとした植物の成分の有効活用が重要な課題です。
当社の基盤である糖の製造やでん粉の加工技術に加えて、共同研究や新規技術・手法の導入、情報収集を積極的に行い、常に新しい価値の提案を目指しています。

研究第二グループ

研究第二グループでは、主にお客様のニーズに合わせた製品開発を行っています。
担当する製品は、食品用加工でん粉、糖化製品、工業用加工でん粉など多岐に渡っており、当社が持つ技術を最大限活用して、お客様への提案を行っています。
また、生産や営業に対する技術サポートを通じてもお客様の抱える課題解決に貢献しています。

食品応用開発室

でん粉、水飴・デキストリンなどの糖化製品の用途開発及びレシピや試食品を用いたお客様への提案活動を行っています。
揚げ物、パン、麺、飲料、デザート、フィリングなど、でん粉、糖化製品が使われている食品は多岐にわたるため、様々な試作が出来るよう設備を充実させています。
しっとり口どけの良いパン、揚げたての食感が持続するコロッケなど、でん粉製品で今までにない「おいしさ」を実現するために、日々試作業務に取り組んでいます。